2019/柚子仕事

2019柚子仕事

今年もこの季節がやって参りました。

雨に濡れて美しいこの黄色の柚子は我が家ではじめてついた柚子の実です。木の大きさは50センチくらい。庭に植えてからまだ3年目の柚の木です。まさかこんなに立派で美しい柚子がなってくれるなんて思ってもいなかったので感激です。

さて今年も柚子仕事の季節がきました。

毎年ちんねんさんからいただく皮を剥いたあとのたくさんの柚子の実です。コチラを捨てることなくすべて使わせていただくのが私の柚子仕事です。

まずは袋と果肉で作ったジャム。とっても甘くて柔らかくてトロトロでパンやデザートにも合いますがホットウイスキーやホット白ワインにいれるのもおすすめです。コチラは外皮を何度も湯がいたあとに薄切りにしてお砂糖で煮ました。柚子の香りやほんのりの苦味もプラスされてお湯割りや紅茶で飲んだら風邪なんてひかずにすみそうです。こちらはさっきのした茹でしたものをミキサーでペーストにしました。ママファームで取れた青唐辛子を加えて柚子胡椒にします。本来ならば青柚子の皮と塩と青唐辛子でつくるので青い柚子胡椒ができるのですが私が作るものはほんのりオレンジ色。そして使うのも皮だけではないので香りもよく優しい仕上がりになっています。こちらは収穫できたハバネロも加えちゃったバージョンです。ここには七味も入れて赤くて辛い柚子胡椒に仕上げました。シンプルなおうどんや豚肉や鶏肉の炒め物にも抜群に合います。餃子も合うそうなのでたのしみです。

もちろん柚子酢もたっぷりと漬けました。ソーダで割ったチューハイもいいですが寒い夜にはお湯割りもおすすめです。

柚子の蜂蜜漬けはこんな風に鶏の照り焼きを作る時に使うと美味しさと柔らかさが増してすてきです。
こちらは柚子の種。トロトロでしっとりとした化粧水になります。本来ならば果肉を洗い流し乾燥させるところまで済ませるのが手当てなのですがこの果肉も素晴らしく香りのいいもの。ならば洗わず贅沢に入浴剤にしちゃいましょうということでこのままにしています。ガーゼの袋にいれてお風呂に浸かりながらガーゼで体をマッサージすると本当に潤います。美容液風呂なんて贅沢です。